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Delta Force
2024年12月5日 発売中
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壮大な戦場を駆け抜けるタクティカルシューター『Delta Force』

本作は1990年代に人気を博したシリーズのリブート作で、現代的なグラフィックとモード構成を携え、2024年12月にSteamで登場。
そして、いよいよ2025年8月19日には待望のコンソール版(PS5,Xbox Series X|S)のリリースも控えており、クロスプレイにも対応していることから今後さらに多くのプレイヤーがこの戦場に足を踏み入れることになりそうだ。
今回レビューするのは、Steam版をプレイした筆者による、“ガチすぎないけどハマれるFPS”としてのリアルな体験レポート。
これまでコンソール勢だった筆者がゲーミングPCデビューし、初めてキーマウ(キーボード&マウス)で本格的に遊んだFPSタイトルでもある。
最初はカニ歩きしかできなかった筆者だが、気づけばプレイ時間は200時間を超えていた。
エイムも立ち回りも決して上手くはないが、“だからこそ見える視点”で、本作の魅力を語っていきたい。
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目次
『Delta Force』が現代向けにリブート!
本作の舞台は近未来の紛争地帯。プレイヤーはデルタフォースの一員となり、戦場を駆け巡ることになる。
「プレイヤーもチームメイトも、誰一人見捨てない」をテーマに、本作では3つのメインモードが用意されている。

・ウォーフェアモード(最大4人協力プレイ対応の大規模PvP)
・オペレーションズモード(最大3人で挑むPvPvE)
・キャンペーンモード(最大3人協力プレイ対応)
このうち、個人的に一番プレイ時間を費やしているのが、「ウォーフェアモード」で「オペレーションズ」も嗜んでいる。
いずれもリアル寄りなFPSらしさがあるが、それだけではなく、ちゃんと個性が光っているのが面白い。

▲筆者お気に入りの衛生兵

▲ビジュアル担当の偵察兵
操作するキャラ(オペレーター)は、それぞれ「突撃兵」「工兵」「衛生兵」「偵察兵」といった兵科に属しており、使える武器やスキル、アビリティなども異なる。

▲同じ武器でもカスタムで見た目も性能も変化する

▲こちらは腰撃ち特化のカスタム
所謂“最強武器”みたいなものはあれど、実際には自分のスタイルに合わせた武器をカスタマイズして使っていくのが何よりも楽しい。
装備次第で立ち回りなども変わり、どの兵科でどんな役割を担うか考えるのも戦術のひとつだ。
ウォーフェアモード:32vs32の大規模戦場体験!

ウォーフェアモードは圧倒的スケールで描かれる、大人数でのガチ戦場体験ができるモードだ。
このモード、ひとことで言えば「戦場に放り込まれる感」がすごい。
ウォーフェアの中でも大きく2つのモードがあり、「攻防」と「占領」となっている。

▲期間限定モードも用意されている
「攻防」・・・「攻撃」と「防衛」の2つの陣営に分かれて戦うルール。攻撃側は「チケット制」となっているため、復帰できる回数が限られているが、防衛側は無制限で復帰が可能。
「占領」・・・2つの陣営によるエリア争奪戦。エリア制圧でポイントを稼ぎ、先に指定されたポイントを獲得した陣営が勝利。
いずれも最大64人(32vs32)で争う大規模バトルで、歩兵戦はもちろん、戦車や航空機まで使える。マップも広く、高低差のある構造となっており、建物や壁なども破壊されるため戦線の動きが常に変化していく。
筆者はほぼ衛生兵で出撃しており、ばたばたと倒れていく味方を即蘇生したり、スモークや回復をばらまいたりしながら、仲間と一緒にじわじわ前に出ていくのがたまらなく楽しい。
このモードは、仲間との連携がとにかく大事。どれだけエイムが良くても、ひとりじゃ勝てないようになってる。
だからこそ、仲間と動きが噛み合ったときの気持ちよさはハンパない。
衛生兵でプレイしていると、時に命のリレーが始まり、うまく前線があがっていくと“仕事した感”が得られるのでエイムが弱くても楽しめている。
時にはキル数より、蘇生回数の方が3倍以上になっていることもある…味方を蘇生してこその衛生兵なので目を瞑ってほしい。

▲派手なキル数がなくてもチームに貢献できていれば問題なし
そして地味にありがたいのが、AI戦(BOT戦)。
オペレーターのスキルを実際に使用して確認したり、マップの動線を覚えたりするのにちょうどいい。

▲実戦と同じように味方の分隊もいる
実際に筆者も、衛生兵以外の兵科を実戦で試すと目も当てられないスコアになることがあるのでエイム合わせも兼ねて練習している。
「いきなり対人戦はちょっと…」という人でも、まずはここから始めれば安心だ。
オペレーションズモード:生きて帰ることが勝利条件!

一方でこのオペレーションズモードは、より緊張感とサバイバル要素が求められる、最大3人で挑む“脱出系”のPvPvE。
物資を集めたり、敵NPCや時には他プレイヤーとバチバチやり合ったりしながら、最終的に生きて帰るのが目的。
…とはいえ、ガチガチのシビアゲーという訳ではなく、UIや操作もわかりやすい。全体的にカジュアル寄りな設計で、脱出ゲー初心者でも入りやすいと感じた。
実際に筆者も、脱出系というジャンルをがっつりプレイしたことがなかったが、繰り返しプレイするうちにある程度わかるようになってきた。
エイム強つよのフレンドにキャリーしてもらうのが一番だが、初心者同士でプレイしても楽しめるだろう。

▲倉庫整理やアイテムの売却もワンクリックで可能

▲時間帯によって出撃できるマップが変わる
筆者のプレイスタイルは「堅実ムーブ」。プレイヤーと遭遇するとほぼ倒されてしまうため、とにかく確実に成果物を持って帰還することを最優先にしている。

▲プレイヤーの足音が聞こえたためハイド中
余計な戦闘は避け、初期の降下場所によっては制限時間の半分までお菓子を貪りながらハイドしていることもある。
このモードは命が重いのでハイドも立派な戦略のひとつだ。
基本ハイドでプレイヤーをやり過ごし、残り物を漁っている筆者だが、たまにはアグレッシブに動くこともある。
それはプリセット装備一式が貰える「制式チケット」を使用する時だ。制式チケットは「新兵」「標準」「エリート」の3種類となっており、それぞれ武器や装備、アイテムなどが異なる。

▲バランス・生存・火力から選択可能
チケットを消費してもありがたいことに頻繁に配布されるため、装備が整うまではガンガン使っても問題ないだろう。
そして拠点である「ブラックサイト」を強化していくことで、倉庫の容量やスタミナ上限などをあげられる。
「タスク」を進めていく必要があるが、進むにつれて難易度があがってくるため、進めるのが難しくなってくる。

▲高難易度マップのタスクが終わらない

▲部門毎に強化できる内容が異なる
地道にタスクをこなし、拠点を少しずつ強化していく基地要素や、ゲーム内通貨で装備やアイテムを買ったり、出品をするシステムなどのやり込み要素があるのもポイント。
また、通常よりも報酬はおいしいが、高難易度の「機密オペレーション」も用意されている。

▲何の成果も得られずに帰還
とっておきの装備で出撃するも、他プレイヤーと出会って瞬殺されてしまい装備を失うことに。
「あのときに引いておけばよかった…!」という後悔を何度してもやめられない、それがこのモードの魅力だ。
キャンペーンモード:映画「ブラックホーク・ダウン」を追体験

このモードは、映画「ブラックホーク・ダウン」を原作としたキャンペーンモード。
最大3人での協力プレイにも対応しており、史実を元にしているため臨場感はかなり高い。

▲映画のワンシーンのようなムービー
部隊が包囲される中で仲間と連携しながら生き延びる…そんな極限の戦いが追体験できる。
とはいえ、難易度はかなり高い。
筆者はフレンドと一緒にチャプター2までは何とかクリアしたものの、それ以降は突破できずにいる。
今回はさらに難易度の高いソロで挑んでみたが、途中で回復が尽きてしまい、チャプター1すらクリアできなかった。
このモードでは、回復アイテムや弾薬の数も限られているうえに、他のモードで使用できるスキルやアビリティも封印されているため、ガチの兵士として挑むことになる。
少し被弾するだけで視界がぼやけたり、足が遅くなったりと、すべてリアル寄りな設定になっており、一瞬の油断が命取り。
手加減なしのハードコアな作りになっており、歯ごたえを求めてる人にはかなり刺さるモードとなっている。
まとめ:FPS好きならぜひ一度触れてみてほしい!

▲今シーズンで追加された「ゲイル」
毎シーズンキャラが追加されたり、マップが追加されたりと定期的なアップデートにより、確実に進化している『Delta Force』。
ガチ系の硬派なFPSの雰囲気を持ちつつ、スキルやアビリティといった要素がうまく融合しており、カジュアル寄りのプレイヤーでもちゃんと楽しめる絶妙なバランスが魅力の作品。
FPS初心者やそこまでやってこなかった人でも役割を選べばチームに貢献できる設計となっており、戦場に居場所がある。

32vs32の大規模PvP「ウォーフェア」、スリル満点の脱出系モード「オペレーションズ」、映画を追体験できる「キャンペーン」と、モードの幅も広く、どれも全然違う遊び方ができるのがいい。
ソロでも楽しめるが、個人的にはフレンドと一緒にやることで、より楽しさが味わえるタイプのゲームだと思っている。
8月にはコンソール版もリリースされ、プレイヤー層がもっと広がっていくのは確実!
少しでも興味あるならぜひ一度プレイしてみてほしいタイトルだ。
Delta Force
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『Delta Force』とは?

TiMi Studioから発売のPS5,PC,Xbox Series X|S,iOS,Android対応ゲームソフト『Delta Force』は、1998年に発売された『Delta Force』シリーズのリブート作となるFPS。
ゲーム内では様々なモード・マップで20~64人対戦を楽しめるほか、シングルプレイヤーキャンペーンも搭載。
本作は、映画『ブラックホーク ダウン』をベースとしたストーリー体験が楽しめるのも魅力の作品となっている。

発売日など基本情報
| 発売日 |
PC: 2024年12月5日 PS5: 2025年8月19日 Xbox: 2025年8月19日 アプリ: 2025年4月22日 |
|---|---|
| 会社 |
Timi Studio |
| ジャンル | シューティング |
| 対応ハード | PC / PS5 / Xbox / アプリ |
| 価格 |
PC : 無料
PS5 : 無料
Xbox : 無料
アプリ : 無料
|
| 公式HP | |
| 公式Twitter |
Delta Force
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GameWith編集者情報

| 幼少期に『ポケモン』と出会い、そこからゲーム人生がスタート。学生時代にはゲーム実況にドハマりし、様々な職種を経験したのち、憧れだったゲームライターに。FPSなどのシューティング系を中心に幅広いジャンルをプレイしている。特技は台パンと大皿料理。 |
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