【パワプロアプリ】クイックラッシャーのパネル点数増加量の法則を検証してみた！【パワプロ】

パワプロアプリのクイックラッシャーの能力値(基礎能力値/特能数)による各パネルの点数増加量について検証・考察をしています。サクセス勝負+野球勝負で選手育成をしつつ、クイックラッシャーをプレイする際などに参考にしてください。

検証テーマの解説

クイックラッシャーのパネルの点数増加量って法則性がある？

各パネルの点数は基礎能力値や特能数に影響を受けるとのことだが、法則性がありそうな気がする。基礎能力値がオール69の風薙を使った際には基礎パネルの点数が均一になることからも、点数を出すための独自の計算式がありそう。

検証前に考えた仮説

※攻略班複数人で出し合った仮説になります。

基礎パネルの点数は関連する基礎能力値の和で決まる

例 : 精神パネルの点数は『ミートC(60)+守備F(20)+捕球D(50)=130』のように、影響する基礎能力の合計値から決まる。

基礎パネルの点数にも特能が関与している

例 : パワーヒッターを取得していた場合、筋力パネルの点数が100点加点される。

査定のように各基礎値が高くなると点数増加量がより大きくなる

例 : 基礎値C(60)には+50点、基礎値S(90)には+200点の設定がされている。

特能パネルの点数は金特が優遇されている

例 : 青特は1個につき40点加点だが、金特は1個につき80点加点。

実際に検証をしてみた！

パネルの点数増加量の法則性がわかることで、サクセス勝負+野球勝負のパワチャンやミニバトル等でより高得点が出せる選手育成が可能になる。とても有用な情報となり得るため、検証をしてみることにした！

※ボリュームがかなり大きいため、結論だけ知りたい方はこちら！

検証方法

基礎パネルの検証方法

ミニバトルのサクセス+野球勝負で検証

正確に法則性を見出すために、任意の能力値でクイックラッシャーをプレイできる『サクセス+野球勝負』で検証を実施した。

基準となる能力値はオール20に設定

オール20の基礎能力値のキャラを用意し、このキャラとの比較で検証をしていく。

各種基礎能力値を調整して順番に検証

• まずは特能による点数増加があるかを検証
• 次に各基礎能力値を100にして検証
• 続いて基礎能力値を10単位で上げて検証
• 最後に基礎能力値を1単位で上げて検証

特能パネルの検証方法

ミニバトルで使用できるイベキャラの点数を比較

ミニバトルで使用できるイベキャラを比較し、特能数によるパネルの点数増加量を検証する。

金特や下位特能が考慮されているかも確認

金特の得点増加量が優遇されているか、下位特能も点数増加量に影響をしているかどうかも合わせて検証する。

仮説の検証結果と結果からわかったこと

結果を見る前に知っておきたいこと

基礎パネルの点数は規定の基礎能力が影響する

パネルの種類	点数に 影響する能力
筋力パネル	・ミート ・パワー ・走力 ・肩力
敏捷パネル	・走力 ・肩力 ・守備力 ・捕球
技術パネル	・ミート ・パワー ・肩力 ・守備力
精神パネル	・ミート ・守備力 ・捕球

特能パネルは取得している特能数が関与する

特能パネルの点数の最小値は1000点で、特能1個につき40点上がる。

基礎パネルの点数は関連する基礎能力値の和で決まる説

基礎能力値の和では決まっていなかった

例えば、精神パネルは『ミート/守備/捕球』の値が影響するが、各種能力値を100にしたときの技術パネルの点数は上記の通り『1480/1480/1820』。3つの基礎能力の合計値は一緒だが、パネルの点数は異なっていたため、基礎能力値の和では決まっていないことがわかった。

基礎能力毎にパネルの点数増加影響度あり

例えば、ミートは筋力/技術/精神パネルの点数に影響するが、ミート100のキャラのパネルの点数は技術パネルが一番高く、偏ったものとなっていた。ミートの能力値は技術パネルの点数を大きく増加させる等、基礎能力毎にパネルの点数増加影響度があることがわかった。

各基礎能力の点数増加影響度

大/中/小を比率で表すと、『大:中:小=4:2:1』。例えば、影響度大のパネルが100点増えるときは、影響度中のパネルが50点、影響度小のパネルは25点増えている。

ミートを上げた際の点数増加量が一番大きい

『大/中/小』の3種類の点数増加影響度を唯一持っているため、各基礎能力の中でもミートを上げたときの点数増加量が一番大きいことがわかった。また、その他基礎能力は全て同様の増加量。

基礎パネルの点数にも特能が関与している説

上記画像の通り、特能を複数取得していても基礎パネルの点数増加はなし。基礎パネルの点数は基礎能力のみが影響していることがわかった。

査定のように各基礎値が高くなると点数増加量がより大きくなる説

ミートが『F(20)→C(60)』までの40増加時のパネルの点数増加量と、『C(60)→S(100)』までの40増加時の増加量は同様であった。そのため、基礎能力値が高くなったとしても点数増加量は変わらないことがわかった。

特能パネルの点数は金特が優遇されている説

特に金特が優遇されていることはなかった

▲霧崎の特能数は8個であり、特能パネルの点数増加量は320。

金特も他の特能と同様に一律40ptの点数の増加であった。特に金特が優遇されているということはなかった。

下位特能も1つの取得特能として加算される

盗塁◎のような下位特能がある特能を取得していると、下位特能を含んだ点数増加となることがわかった。例えば、盗塁◎は盗塁○も含めた80ptの増加となる。

検証全体を通してわかったこと

パネルの点数増加量には法則性が存在

後述する基礎能力値を1単位で上げたデータを見ることで、パネル点数の増加量には点数増加影響度に基づいた法則性があることがわかった。法則性は以下の通りで、小数点は切り下げとなる。

基礎パネルの最小値は808点/最大値は2500点

基礎パネルの最小値(各基礎能力値が1のとき)は808点(808.5点)となっており、この点数に増加量を足した値がパネルの点数となっている。また、最大値(各基礎能力値が100のとき)は2500点となっている。

基礎上限突破には意味がない

上限突破をしたキャラの検証も行ったが、上限突破時にパネルの点数増加はなし。基礎パネルの値は2500点よりも大きくはならない。

検証結果の詳細データ

検証結果を活かした選手育成方法

各基礎値を平均的に上げる

基礎能力値を高くしてもパネルの増加量は上がらず均一に増えていくため、各基礎能力値を平均的に上げていくのがオススメ。1つの能力値がSで他の能力値がFという能力値よりも、全ての能力値がCといったようなケースのほうがパネルの点数の合計値は高くなる。

ミート上げの優先度を高くする

基礎能力値の中でもミートだけ他の能力値と比べてパネルの点数増加量が大きくなっている。平均的に基礎能力値を上げつつ、ある程度ミートを優先して上げていきたい。

基礎能力値は4単位で上げる

基礎能力値は基準値を20とした際に、4上がる毎に最大の増加量となるため、4単位で上げていく。

基本的に特能よりは基礎能力値を優先

基礎能力値は4上がる毎に累計で40点以上(42.5点~59点)の点数増加量となっているため、特能を取得するよりも効率良くパネルの点数を上げやすい。経験点が安い特能以外を取得するよりかは基礎能力を上げることを優先する。

上限突破は無理にしなくても良い

上限突破時にはパネルの点数増加はないため、サクセス勝負での選手の査定目当て以外では上限突破をする必要はなし。

検証結果/選手育成方法まとめ

検証結果

基礎パネルの検証

• パネルの点数は影響がある基礎能力値の和で決まるわけではない
• パネルの点数に特能は関与していない
• 査定のように基礎能力値が高くなってもパネルの点数増加量は増えない(一定)

特能パネルの検証

• 金特が優遇されているわけでなく、特能は一律40ptの加点
• 下位特能も1つの取得特能として加算される

検証でわかったこと

各基礎能力の点数増加影響度

基礎パネルの点数増加量の法則性

※基準値をF(20)としています。

選手育成方法

• 基礎能力は1つを特化して上げずに平均的に上げる
• 平均的にあげつつもミート上げの優先度は高くする
• 基礎能力値は4単位で上げるのが効率◎
• 基本的には特能よりも基礎能力値を上げたほうが良い
• パネルの点数増加がないので上限突破は必要なし