パワプロアプリのVer4.8.0アップデートの『投手育成時の試合バランス調整』について検証・考察をしています。サクセスで『サクッと』等の投手操作を選ぶ際の参考にしてください。
システム検証記事集
練習経験点の計算式検証 | イベント発生率検証結果 | 得意練習率UP・選手キャラ練習出現確率検証結果 |
相棒・彼女の練習出現確率検証結果 | ラブパワー継続率検証結果 | 練習後イベの発生回数天井検証結果 |
投手時試合操作アプデ検証結果 | オートデート仕様検証 | - |
神アプデでサクセスでの投手操作がかなり楽に!?
投手育成時試合で勝ちやすくなった!
#パワプロTV の「おたより広場」で採用になったご意見を受けて、サクセスのバランス調整が決まったよ!
— パワプロアプリ公式 (@pawa_app573) October 8, 2019
投手育成時に自分操作で相手打者を抑えると、そのあと味方が奮起したり、相手が委縮して試合に勝ちやすくなるよ!
10/9(水)メンテナンス終了後に実装されるから、お楽しみに♪#パワプロ pic.twitter.com/KR5sriQa5h
10/9のアプデで投手サクセスでの試合操作が改良!『味方が奮起=点をいっぱい取ってくれる!』『敵が萎縮=全然ヒットを打たれなくなる!』ということか?その通りなのであれば、投手育成が超快適になりそう!
アプデ前はサクッと操作は怖かった...
アプデ前は投手サクッと操作時の勝率は高くなく、サクッと選択→敗北or引き分けに泣くことも多かった。特にマントル投手育成時のVS円卓戦はサクッと操作で10回中4回勝てれば良い方だった(勝率30〜40%?)ので、多少の経験点を犠牲にしてもピンチャン操作でセーフティに行かざるを得なかった。
試合操作毎の違いの解説はこちら実際に検証してみた!
アプデによってサクッと操作時の勝率が劇的に上がっているのであれば、そんな円卓高校相手にもサクッとで攻めやすくなるのでは!?試合での入手経験点が増えて選手育成にも大きく影響が出てくるので、実際に検証してみることに!!
検証方法は?
投手最強高校のマントルで検証
現環境で投手育成最強のマントル高校で検証を実施。全試合サクッと操作で試合を消化して検証を行う。結果は果たして...!?
マントル辺境高校の攻略はこちら育成10回分のデータを収集して検証
検証回数は計10回。『味方のヒット数(安打数)』『敵のヒット数(被安打数)』『味方の得点』『対戦相手の得点(失点数)』『自操作が回ってきた回数』『勝率』を収集する。
検証での投手能力
正確に検証結果を出すため、投手能力は一律上記画像の数値に。自操作以外でCPUに打たれて検証値のブレが発生するのを防ぐため、ある程度能力を上げることにした。
ちなみに検証デッキはこれ!
上記の投手能力になるべく早く到達するため、このデッキで検証!二刀流の降谷がいるが、試合時に野手として出てくることはあまりないため、検証の阻害要因とはならないだろう。
投球方法も一律に固定
左右の下隅を交互に狙う
正確に検証結果を出すため、投球方法についても「シュートとスライダーを交互に低めの隅に投げる」形に固定。
ナイスピッチは使用しない
ナイスピッチは使わずに、毎回投球ゲージを黄色で止めるようにした。
検証結果(各回戦・対戦相手毎)
検証結果の掲載方法
各高校毎に収集したデータの平均値(小数点第二位以下切り捨て)と全試合のデータ(対戦数分のデータ)の2つを以下に掲載する。
地区大会1回戦
VSラズベリー工業クローバー
項目 | 平均値 |
---|---|
対戦成績 | 10勝0敗(勝率100%) |
失点数 | 0.7点 |
被安打数 | 6.2本 |
味方得点数 | 2.6点 |
味方安打数 | 8.2本 |
自操作数 | 2.1回 |
安定の全勝。味方の安打数が他試合と比べて少ないが、これは相手打者の能力が低いがゆえに自操作回数が減り、味方に奮起の効果があまり付与されなかったことが要因として考えられる。
地区大会決勝
VS円卓
項目 | 平均値 |
---|---|
対戦成績 | 10勝0敗(勝率100%) |
失点数 | 1.4点 |
被安打数 | 6.4本 |
味方得点数 | 3.0点 |
味方安打数 | 11.4本 |
自操作数 | 3.3 |
なんとあの超強敵、円卓高校にも全勝!!平均失点数は1.4とやはり高めだが、自操作が多くなった影響で平均得点数は3.0と味方の援護率がかなり高くなった。「奮起」がやはり効いているのか?
甲子園大会1回戦
赤壁高校
項目 | 平均値 |
---|---|
対戦成績 | 6勝0敗(勝率100%) |
失点数 | 1.0点 |
被安打数 | 6.5本 |
味方得点数 | 2.8点 |
味方安打数 | 10.3本 |
自操作数 | 3.6回 |
赤壁高校にも全勝。同じ甲子園1回戦の対戦相手であるマチェット高校と比べると打線の強さはそれほど無いため、順当な結果に思える。
マチェット高校
項目 | 平均値 |
---|---|
対戦成績 | 3勝1敗(勝率75%) |
失点数 | 0.7点 |
被安打数 | 4.7本 |
味方得点数 | 1.5点 |
味方安打数 | 10.2本 |
自操作数 | 2.7回 |
対戦数が少ない分勝率は低く見えているが、1敗のみ(引き分けによる敗北)。その1敗に関しても味方の打線は爆発していたが得点にはことごとく至らないという試合展開だったため、単に運が悪かっただけのように感じた。
甲子園大会二回戦
※甲子園1回戦で一敗しているため、総対戦回数は9回となっています。
文武高校
項目 | 平均値 |
---|---|
対戦成績 | 4勝0敗(勝率100%) |
失点数 | 0.7点 |
被安打数 | 5.7本 |
味方得点数 | 2.5点 |
味方安打数 | 10.2本 |
自操作数 | 3.7回 |
かなり打線が強力な高校ではあるものの運良く失点が少なくすみ、失点数は1.0を下回った。しかし打線の強力さからか平均自操作回数は3.7回とかなり多くなり、その分「奮起」の効果によって味方の平均得点数も2.5と多くなった。
白轟高校
項目 | 平均値 |
---|---|
対戦成績 | 5勝0敗(勝率100%) |
失点数 | 1.6点 |
被安打数 | 8本 |
味方得点数 | 2.6点 |
味方安打数 | 10.4本 |
自操作数 | 3.4回 |
平均失点数が1.6と文武高校よりも0.9高くなっているが、文武高校の方が明らかに打線が強力なのでたまたまな可能性が高い。自操作数は文武高校と大差なく3.4回と多くなっており、それに比例して平均得点数も2.6と多くなっている。
甲子園大会決勝
※甲子園1回戦で一敗しているため、対戦回数は9回となっています。
フリート高校
項目 | 平均値 |
---|---|
対戦成績 | 8勝1敗(勝率88%) |
失点数 | 2.3点 |
被安打数 | 6.6本 |
味方得点数 | 3.4点 |
味方安打数 | 11.2 |
自操作数 | 3.4 |
決勝はCPUレベルがかなり高く強打者も多いことから、平均失点数は2.3とかなり苦戦を強いられた。負けている際に味方の援護で逆転をするシーンが多かったが、それでも勝ちきれない試合が1試合あった。
担当コメント
担当P | 48試合中負けは2回(勝率95.8%)だったので、驚くほど試合には勝ちやすくなっていました! 投手能力が低く、ナイスピッチ無しという縛りがあった上でのこの勝率だったので、経験点を稼ぎたいときには積極的に「サクッと」を選んで良さそうですね! |
検証結果からの考察
アプデにより確実に勝ちやすくなった!
アプデ前まではサクッと操作での勝率は決して高いとは言えない状態だったが、本検証では10セット検証して敗北はわずか2回(甲子園1回戦×1,甲子園決勝×1)のみという結果になった。このことから、アプデによってかなり試合に勝ちやすくなっていると断言していいだろう。
味方の奮起は打率UP!
相手打者を抑えた後は味方の打線が爆発して(ヒットを連発して)点を取ってもらえることが多かった。そのため、「味方の奮起=打率UP」で間違いなさそうである。特に引き分けや負けているときには顕著に点を取ってくれるように感じた。
敵の萎縮は打率DOWN?
相手を抑えたとしても、自操作が回ってくる数は減ってはいなかった。ただ、失点数は明らかに減っていたため、「敵の萎縮」に関しては正確な効果は分からないが、「ミート&パワーダウン=自操作外で一発を打たれる確率ダウン」など何かしらの効果はやはり作用していそう。
検証結果を活かしたサクセスでの立ち回り方
勝率を高めたい場合は『ピンチャン』操作もあり
基本的に試合操作は「サクッと」で大丈夫だと感じるレベルに強かった。だが、浅倉南等の甲子園優勝が金特取得条件になっているキャラ使用時や、相手が円卓高校等で明らかに強いケースでは無難にピンチャン操作をするのも良さそうだ。
ナイスピッチ使用割合を増やす
相手打者を抑えることで「味方奮起」「敵を萎縮」効果が付与されるようになったため、確実に敵から空振りを取れるナイスピッチは今まで以上に積極使用して良さそう。ただし、スタミナ消費量が多くなるというデメリットがあるので、使いすぎには注意。
投球術の解説はこちら細かいテクニックはあまり使わなくて良さそう
- 大会中遊んでやる気UP→味方打率UP
- ムード○取得→味方打撃能力UP
- わざと四球を出して相手投手に回す→マイブレで調子ダウン
サクッと操作での勝率を高めるための細かいテクニックとして上記の3項目などが挙げられるが、ターンやスタミナを消費してまでこのようなテクニックを使わなくても良くなったように感じる。それぐらいサクッとでの勝率は高い。
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