パワプロアプリのサクセス「彩菊花(さいきっか,さいきくか)高校」の投手育成で、キャラLvはどれぐらい重要なのか割り出してみました。ALL50デッキとALL45デッキで総経験点にどれぐらい差が出るのかを様々な角度からアプローチして割り出してみたので、デッキ編成の際の参考にしてください。
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泉谷 | 時任 | 物茂 | 蔦枝 | ルーカス |
今回の検証テーマ
彩菊花高校が実装!
彩菊花高校が2/20(月)から実装された。
現在は投手育成で最強高校となっている。
キャラLvで経験点にどれぐらい差が出る?
基本的にシナリオギミックで得られる経験点というのはメインデッキキャラの平均Lv(以下デッキ平均Lv)で変動するが、彩菊花高校でも同様にデッキ平均Lvによってギミックの点数に補正がかかる。
キャラの練習性能によって練習での獲得経験点は変わるので、もちろん練習素点の量も変わってくる。
以前天盟高校強化で検証したように、今回も「キャラLvは総経験点にどれぐらい影響を及ぼすのか?」これを明らかにするため検証を行う。
ALL50デッキとALL45デッキの差異を算出
今回の検証でも、ALL50デッキとALL45デッキの差異を算出する。
Lv35に関してはテーブルがかなり変わってきてしまい、値を算出するのが難しいので考慮しない。
検証の準備・前提知識
5種の経験点で差が出る
彩菊花高校での選手育成において、イベキャラLvによって差が生まれるのは下記の5種。
- 基礎追加経験点
- 練習素点
- 超能力発現ボーナスでの追加経験点
- イベキャラのイベント経験点
- サポートイベントでの経験点
それぞれ、ALL50デッキとALL45デッキでどれぐらい経験点が変わるのかを計算する。
①「基礎追加経験点」の差はどれぐらい?
適性が判明しているチームメイトから得られる追加経験点には、メインデッキの平均Lvと、イベキャラの場合はコツイベントボーナスの値が影響する。
メインデッキの平均Lvの影響について
画像より、コツイベントボーナスが40%のキャラで比べた時、Lv50では33pt、Lv45では31ptとなる。
このことから、イベキャラの平均Lvの影響については、追加経験点はLv50とLv45で約0.95倍の差があることが分かる。
なので、本検証では基礎追加経験点がLv45で0.95倍されると仮定する。
例えばALL50デッキで画像のような練習が発生した時、基礎追加経験点は合計で289ptとなっている。
Lv50→45で0.95倍されるため、Lv45では289×0.95=275ptとなり、14ptの差となる。
②「練習素点」の差はどれぐらい?
練習素点の差分は、イベキャラのLv45→50のボーナスの差によって生じる。
テンプレキャラのテーブルで比較
例として、最終虹谷と泉谷でそれぞれLv45→50のテーブルを比較する。
最終虹谷のLv45とLv50のテーブルを比較すると、精神ボーナス6(Lv50ボナ)とタッグボーナス80%→120%(PSR覚醒ボナ)という差分がある。
球速練習を例にすると、ボーナスがかかっていない状態の練習Lv3の練習素点はおよそ26ptであり、精神ボーナス6によって29ptとなる。
pt差は26÷29=0.9となり、約0.9倍の差があることがわかる。
タッグボーナスに関しては、タッグ練習をした時のpt差は1.8÷2.2=0.81となり、約0.8倍の差がある。
2つのボーナスを総合すると、虹谷とタッグ練習した時、pt差は0.9×0.81=0.733となり、約0.75倍の差があることがわかる。
泉谷のLv45とLv50のテーブルを比較すると、練習効果15%→30%という差分がある。
泉谷と練習した時のpt差は1.15÷1.3=0.88となり、約0.9倍の差があることがわかる。
このように、Lv45→50の練習素点の差はテーブルによって異なる。
この検証では、テーブルの違いによるLv45→50の練習素点の差を下記と仮定する。
キャラ | Lv45→50のボナ | Lv45→50の 練習素点差 |
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泉谷 | 練習効果UP+10% | 0.9倍 |
物茂 | 技術ボーナス+12 | 0.8倍 |
[最]虹谷 | 精神ボーナス+6 タッグボーナス+40% | 0.75倍 |
[投]イチロー | タッグボーナス+30% | 0.9倍 |
時任 | やる気効果UP+50% | 0.95倍 |
③「超能力発現ボーナスでの追加経験点」の差はどれぐらい?
超能力発現ボーナスでの追加経験点の値は、該当する練習経験点種を1.5倍したものになっている。
例えば平均Lv50デッキで画像のような練習を踏んだ時、Lv50→45で虹谷とのタッグの経験点が0.75倍変わると考えると、練習経験点と超能力発現ボーナスの合計値が0.75倍されることになる。
Lv50の時、練習経験点は38+22+13=73pt。
超能力発現ボーナスは対応する経験点が筋力ptと精神ptなので、練習経験点の筋力ptと精神ptを1.5倍して38×1.5+13×1.5=76ptとなる。
よって練習経験点と超能力発現ボーナスの合計値は73+76=149ptとなり、Lv45の時は149×0.75=112ptとなり、差は37ptとなる。
超能力発現ボーナスの値は練習素点に比例しているため、検証では練習素点と超能力発現ボーナスの合計の差を算出する。
④「イベキャラのイベント経験点」の差はどれぐらい?
同じキャラのイベントで、Lv50で43ptの時、Lv45で42ptを得られるため、Lv45→50の選手キャラのイベント経験点の合計値の差は0.975倍と仮定する。
ただし、29pt未満の経験点はLv45→50で変わらないため計算には含めない。
また、相棒キャラのイベント経験点はLv50で26ptのときLv45で21ptを得られるため、Lv45→50の相棒キャラのイベントの差は0.8倍と仮定する。
⑤「サポートイベント経験点」の差はどれぐらい?
サポートキャラのイベントはポジション一致時、Lv50で100pt、Lv45で80ptを得られるため、Lv45→50のサポートイベント経験点の合計値の差は0.8倍と仮定する。
検証方法・参照データ
RyoChanNelさんのALL50デッキでのサクセスを参考にする。
今回の検証にあたり、天盟高校時同様に総経験点を集計するため、RyoChanNelさんのサクセスを参考にさせてもらった。
動画を参考にして、ALL50デッキで総経験点77673ptのサクセスの基礎追加経験点・練習素点・超能力発現ボーナス・キャライベ経験点・サポイベ経験点の合計値を集計し、Lv50→45時の差分を割り出す。
差分を集計する際はデッキ平均Lvの他に各キャラのテーブルの差も影響するため、練習素点・超能力発現ボーナスに関しては、影響しているテーブルの差も考慮に入れてターンごとに経験点の差を算出する。
基礎追加経験点が余裕でカンストしている場合は対象外
基礎追加経験点が余裕でカンストしており、Lv45時でもカンストしているであろう場合はLv差がそもそも発生しないため、集計の対象外とする。
参考動画からの数値算出・検証結果
①基礎追加経験点の差
基礎追加経験点の差は、ALL50デッキで得られた経験点を集計し、デッキ平均Lv差によって生じる0.95倍の差によって算出した。
その際、Lv45でも50でも変わらずカンストしていると判断した経験点は計算から除外している。
集計結果
Lv50での経験点 (実践値) | 31919pt |
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LV45での経験点 (算出値) | 30323pt |
Lv50とLv45の差 | 1596pt |
集計結果より、Lv50→45の基礎追加経験点の差は1596ptということが分かった。
②練習素点・超能力発現ボーナスの差
練習素点・超能力発現ボーナスの差は、Lv50→45のイベキャラボーナス差の影響を考慮して、練習したターンごとにLv45の時の経験点を算出して集計する。
集計結果
Lv50での経験点 (実践値) | 9802pt |
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LV45での経験点 (算出値) | 7276pt |
Lv50とLv45の差 | 2526pt |
集計結果より、Lv50→45の練習素点+超能力発現ボーナスの差は2526ptということが分かった。
③イベキャラのイベント経験点の差
イベキャラのイベント経験点の差は、ALL50デッキで得られた経験点を集計し、Lv45にしたときに発生する差によって算出した。
選手イベキャラの場合は0.975倍、相棒キャラの南の場合は0.8倍の差によって算出。
集計結果
選手イベキャラ5名
Lv50での経験点 (実践値) | 8147pt |
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LV45での経験点 (算出値) | 7943pt |
Lv50とLv45の差 | 204pt |
南
Lv50での経験点 (実践値) | 3212pt |
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LV45での経験点 (算出値) | 2570pt |
Lv50とLv45の差 | 642pt |
集計結果より、Lv50→45のキャライベ経験点の差は204+642=846ptということが分かった。
④サポートイベント経験点の差
サポイベ経験点の差は、Lv50→45で発生する0.8倍の差によって算出した。
集計結果
Lv50での経験点 (実践値) | 4900pt |
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LV45での経験点 (算出値) | 3920pt |
Lv50とLv45の差 | 980pt |
集計結果より、Lv50→45のキャライベ経験点の差は980ptということが分かった。
結局のところ差はどれぐらいなのか?
各要素についてLv50→45での差を集計したので、最後にそれらを合計すると下記のようになる。
基礎追加経験点 | 1596pt |
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練習素点・超能力発現ボーナス | 2526pt |
キャライベ経験点 | 846pt |
サポートイベ経験点 | 980pt |
差分合計 | 5948pt |
以上より、「77673点が出るようなサクセスだと、ALL50デッキとALL45デッキでは約5948ptの差が発生する」ということが導き出された。
5948ptを査定差に換算すると?
余った経験点は全て拡張能力に振るものとして、凡才時は査定効率が0.112で、査定差は5948×0.112=666.18となる。
先発投手の選手ランクで換算すると、666.18÷16(1メモリあたりの査定値)=41.64で、およそ4.1ランク分の差が生まれる。
結論・まとめ・実践で活かせること
本検証での結論
彩菊花高校は直近の他の高校よりもキャラLvの重要度が高い
検証結果より、ALL50のデッキで77673点が出るようなサクセスだと、ALL50デッキとALL45デッキでは約5948ptの差が発生する、ということが分かった。
これは、全体の7.7%にあたる。
一方で、天盟高校はALL50のデッキで73000点が出るようなサクセスでは3732ptの差が発生していて、これは全体の5%にあたる。
以上より、「彩菊花高校は直近の他の高校よりもキャラLvの重要度が高い」ということが言える。
これは、天盟高校に比べて練習素点の割合がかなり大きいこと、超能力発現時にはキャライベ経験点・サポートイベ経験点が5倍になること、この2つが主な要因として考えられる。
デッキ平均Lv単独(=基礎追加経験点)で見ると、総経験点にそこまで大きな影響は及ぼしていない。
実践で活かせること
Lv50のボーナスがチープな選手キャラは無理に50を使う必要なし
練習素点の値の差が要因としてかなり大きいことを考えると、Lv45→50のボーナスがあまり強くないキャラに関しては、50で使う優先度は低くなる。
例えば、Lv45→50で精神ボナ+6とタッグボーナス+40%が付く最終虹谷はなるべくLv50で使いたい一方で、Lv45→50でやる気効果UP+50%が付くルーカスに関しては45でもそこまで大きな影響は出ない、ということになる。
相棒キャラのLvは優先度低
相棒キャラの練習性能は、エールタッグが頻発することはないことから練習素点にそこまで大きな影響はない。
イベント経験点に関しても、親交イベはギミックが終了する7月1週以降にまとめて行うということを考えると、相棒キャラのLvというのは優先度が低いと言える。
もちろん、イベントボーナスが一気に30%UPするLv50で用意するに越したことはないが、トップオブトップを狙わない限りは基礎ボーナスが付ききるLv40でそこまで問題はない。
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