【パワプロアプリ】大筒野手でのセンス○の効果・恩恵を割り出してみた【パワプロ】

パワプロアプリの「大筒高校(おおづつ,おおつつ)野手育成」における、「センス○」の具体的効果・恩恵を割り出してみました。大筒高校をプレイする際の参考にどうぞ。

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本記事の概要・意図

大筒高校野手育成におけるセンス○の価値は？

センス○の「能力UP時の経験点消費1％減」という効果量は一見すると小さいように思えるが、経験点を140000pt以上獲得できる大筒高校では無視できない軽減量となっている。
そこで、本記事では大筒高校の野手育成でセンス○が経験点・選手ランクにどれだけ影響するのかをシミュレーションし、センス○厳選の必要性について考察する。

実際には1%以上の効果がある

センス○の1%OFFの効果は、後述するように経験点割引時に小数点以下が切り捨てられるので、実際には1%以上の軽減効果がある。
そのため、｢サクセスの総経験点の1%｣という単純な計算のみでは実際の軽減量が分からない。

例えば、ミート30〜40でミート値を1上げる際、センス◯なし時の使用経験点は筋力2pt・技術8pt・精神6ptとなる。
1%の軽減率だと筋力1.98pt・技術7.92pt・精神5.94ptだが、この小数点以下が切り捨てられることにより、実際の使用経験点は筋力1pt・技術7pt・精神5ptとなる。
合計ptはセンス◯なしで16pt、センス◯ありで13ptとなり、実質的な軽減率は19%になっている。

大筒高校の野手育成ではどのぐらいの軽減率になる？

では、大筒高校の野手育成ではセンス◯1%の効果がどのくらいの軽減率になるか、シミュレーションを行っていく。
シミュレーションの前提条件は、下記の通り。

• 基礎能力はALL25→ALL106
• 青特は拡張能力101以上よりも効率が良いものを全て取得(効率0.065以上を全て取得)
• 金特は開眼含め20個取得
• 拡張能力は格･集客力･調整力それぞれ100ずつ
• 友情特殊能力をコツLv5で取得

この仮定で使用経験点はそれぞれ下記の通りになる

• 基礎能力11432pt
• 青特10554pt
• 金特3000pt
• 拡張能力112500pt
• 友情特殊能力800pt

上記の仮定から合計使用経験点は138286ptとなる。(開眼で1000ptを消費するため、総経験点139286ptのサクセスと想定される。)

センス○による軽減率の計算

基礎能力の軽減率

全基礎能力の初期値をALL25とすると、全基礎能力を106にするのに使用する総経験点は11432ptとなる。
センス◯の効果を適用すると、ミート・肩力・守備力は経験点3種が1ptずつ軽減されるため1上げるのに3pt、パワー・走力・捕球は1上げるごとに2ptずつ軽減される。
25→106で基礎能力を81回上げると、基礎能力6種で合計1215pt軽減される。
結果、センス○なし時の11432ptから1215pt軽減され、センス○時に使用する経験点は10217ptとなる。
これは、センス◯による軽減率が約11%であることを意味する。

青特の軽減率

査定効率0.065以上の青特71個を全て取得すると仮定する。
また、これらのうち全体の1/7をコツLv2(50%off)で取得すると考えると、6/7が通常通り、1/7が半減となるので6/7+1/14=7/8で、特殊能力を取得するのに使用する経験点は13/14倍されると仮定。
この時、青特71個を取得するのに必要な経験点の総量をセンス○なし・センス○時で比較すると、下記のようになる。

基礎能力ほど軽減率は高くないが、それでも1%以上の軽減効果がある。
なお、基礎能力に比べてセンス◯の軽減率が低いのは、取得に要する1回あたりの経験点量が多いためである。

[参考]査定効率0.065未満の青特(サンプルから省いたもの)

金特の軽減率

金特は開眼分を含めて20個取得した時、1つあたりの使用経験点を150ptとすると合計で3000ptとなる。
金特1つにつき、経験点種3つによりセンス○で3pt軽減されるとすると、金特取得時の必要経験点は下記のようになる。

青特同様、基礎能力と比べると軽減率が低いが、1%以上の軽減率がある。

拡張能力の軽減率

格・集客力・調整力をそれぞれ100まで上げた際に使用する経験点量をセンス○なし・センス○時で比較すると、下記のようになる。

特殊能力同様、基礎能力と比べると軽減率が低いが、やはり1%以上の軽減率がある。

拡張能力の詳細はこちら

格解説

集客力解説

調整力解説

友情特殊能力の軽減率

西矢田から入手可能な友情〇をコツLv5で取得する場合、使用する経験点量をセンス○なし・センス○時で比較すると、下記のようになる。

100で割った時の端数がないため、軽減率はちょうど1%となる。

サクセス全体での軽減率

以上より、総経験点139286ptのサクセスでのセンス◯の効果は下記の通り。

選手ランクに換算すると？

拡張能力はall100を想定しているので、軽減された3042ptは、101以上の拡張能力に使用することになる。
この場合、拡張能力を2伸ばすことができ、査定上昇値は196となり、1メモリの査定14で割ると約1.4ランク分の差になる。
よって、センス○の効果で約1.4ランクの差が生まれるということになる。
ただし、不足する経験点を補いやすくなる点や、拡張能力all100に達しない場合を考えると、実際には1.4ランク以上の価値があると考えられる。

まとめ・実践で活かせること

ほとんどのプレイヤーはセンス○厳選をする必要なし

シミュレーションの結果、大筒高校野手の総経験点約140000ptのサクセスにおけるセンス○での経験点消費軽減量は3042ptであり、選手ランクで換算すると約1.4ランク分浮く、ということが分かった。(実際には1.4ランク以上の価値がある)
軽減率がそこまで高くないのは、あくまでも恩恵が大きいのは基礎能力であり、総経験点の80%以上を恩恵の小さい拡張能力に使用していることが理由だと考えられる。
また、浮いた分の経験点は効率の悪い拡張能力101以上に使われるため、経験点の割に査定が伸びない。
以上より、センス○厳選に要する時間とコストを考えると、ほとんどのプレイヤーはセンス○なしでひたすら試行回数を積む方がチームランクを効率良く伸ばせる、というのが本記事での結論になる。
チームランクが頭打ちを迎えて更新が難しくなった、かつトップ層を目指すプレイヤーのみ、センス○厳選をおすすめする。