パワプロアプリの大筒(おおづつ)高校における「スカウト最序盤の奮起効果」がどんなものなのか、どれぐらいの効果があるかを明らかにするために検証を行いました。実際のサクセスで活かせることなども解説しているので、大筒高校をプレイする際の参考にしてください。
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今回の検証テーマ
そもそもスカウト最序盤の奮起効果ってなに?
大筒高校では、スカウト最序盤はエリート部員・イベキャラのスカウト確率が高くなっており、これを「奮起」効果と呼ぶ。
また、この奮起効果がいつまで続くかはデッキのスカウト対象キャラ(=冴木・宇佐崎以外の後イベキャラ)の人数によって変動する、とのこと。
この奮起効果がどれぐらいの効果があるか検証!
そこで、今回はこの奮起効果がどれぐらいの効果があるかを検証してみる。
具体的には、
・デッキのスカウト対象キャラ数ごとの奮起効果適用ターン数 ・奮起効果適用時のエリートスカウト確率 ・奮起効果非適用時のエリートスカウト確率 |
この3つを検証で明らかにする。
検証前に考えた仮説
・奮起効果の適用ターン数のデフォはスカウト開始(8月3週)から3ターン ・デッキのスカウト対象キャラが1人増えるごとに適用ターンが+1される ・奮起効果適用時のエリートスカウト確率は約8割 ・奮起効果非適用時のエリートスカウト確率は約3割 |
結果によってデッキ・立ち回りが変わる
本検証の結果によってデッキ編成・立ち回りをより最適なものにブラッシュアップできる。
具体的には、
・デッキのスカウト対象キャラ数による奮起効果適用ターンの増加数が思ったより多い場合 →スカウト対象キャラはデッキになるべく多く入れた方が良い ・奮起効果適用時のエリートスカウト確率が思ったより高い場合 →適用時はエリートスカウトをガンガン狙っていくべき |
上記のように、サクセスに活かすことが可能。
スカウト最序盤の奮起効果の検証方法
スカウト対象キャラ数0〜3のデッキで検証
奮起効果がいつまで続くかはデッキのスカウト対象キャラ数によって変動するとのことなので、スカウト対象キャラ数0人・1人・2人・3人のデッキで検証する。
スカウト対象キャラ数0人のデッキ
スカウト対象キャラ数1人のデッキ
スカウト対象 : 南極ワーちゃん
スカウト対象キャラ数2人のデッキ
スカウト対象 : 南極ワーちゃん,カグヤ
スカウト対象キャラ数3人のデッキ
スカウト対象 : 南極ワーちゃん,時任,カグヤ
ギミック開始後10ターンまでを各デッキ50周する
奮起効果の適用ターンがいつまでなのかまだ分からないので、スカウトが始まる8月3週(前)から10ターンまで(10月4週まで)をサンプル対象とする。
サンプル数は各デッキそれぞれ50周。
エリートスカウトorモブスカウトの状況のみ踏む
エリートスカウト確率とイベキャラスカウト確率は異なっている可能性があるが、エリートスカウト確率を明らかにすることの方が圧倒的に優先度が高いので、検証時はエリートスカウトorモブスカウトという状況になっている練習のみ踏んでいく。
スカウト対象が6人のときのみ踏む
スカウト対象人数によってエリートスカウト確率が変動する可能性があるので、検証時は上記に加えてスカウト対象が6人の練習のみ踏む。
[参考]検証時の動画
スカウト最序盤の奮起効果の検証結果
デフォルト値(デッキのスカウト対象キャラ0人)の検証結果
エリートスカウト率を見ると、1ターン目が28%、2ターン目が34%と最初から低くなっている。
これにより、デフォルト状態(スカウト対象キャラ数0人)だと、スカウト最序盤の奮起効果は一切適用されないということが分かった。
デッキのスカウト対象キャラ1人時の検証結果
エリートスカウト率を見ると、1ターン目が76%と突出して高くなっている。
これにより、スカウト対象キャラ1人時は奮起効果が1ターン目のみ適用されるということが分かった。
奮起効果の具体的な効果(エリートスカウト率UP)は、これだけではまだ分からない。
デッキのスカウト対象キャラ2人時の検証結果
エリートスカウト率を見ると、1ターン目が68%、2ターン目が70%と高くなっている。
これにより、スカウト対象キャラ2人時は奮起効果が2ターン目まで適用されるということが分かった。
デッキのスカウト対象キャラ3人時の検証結果
エリートスカウト率を見ると、1ターン目が70%、2ターン目が62%、3ターン目が86%と高くなっている。
これにより、スカウト対象キャラ3人時は奮起効果が3ターン目まで適用されるということが分かった。
スカウト最序盤の奮起効果の追加検証
適用対象はターンではなくエリートスカウト人数の可能性も
奮起効果の適用対象はターン(◯ターン目まで)ではなく、エリートスカウト人数(エリートスカウト◯人目まで)の可能性もあるので、追加検証を行うことにした(本来はその可能性も加味した検証方法に最初からするべきだった)。
追加検証方法
1ターン目は休んで2ターン目のみのエリートスカウト率を検証する
奮起効果の適用対象がターンなのかエリートスカウト人数なのかを調べるため、追加検証では「スカウト開始後1ターン目は休み、2ターン目のエリートスカウト率を確認」こちらを行う。
サンプル数は50周。
デッキはスカウト対象キャラ1人のものを使う
追加検証は、奮起効果の適用対象が1ターンorエリートスカウト1人までとなる、スカウト対象キャラ1人のデッキを使って行う。
追加検証で出たエリートスカウト率が1回目の検証で出たエリートスカウト率と同じ(70%前後)であれば、適用対象はターンではなくエリートスカウト人数ということになる。
追加検証結果
エリートスカウト率を見ると70%となっており、1回目の検証で出たエリートスカウト率とほぼ同じ値になっている。
これにより、奮起効果の適用対象はターンではなくエリートスカウト人数であるということが分かった。
スカウト最序盤の奮起効果の検証結果まとめ
適用対象はターンではなくエリートスカウト人数
ケース | エリートスカウト率 |
---|---|
デッキスカウト対象1人時 1ターン目 | 76% |
デッキスカウト対象1人時 1ターン目休む→2ターン目 | 70% |
検証当初は奮起効果の適用対象はターンだと考えていたが、追加検証により適用対象はターンではなくエリートスカウト人数であるということが判明した。
この事実を前提として、以下に検証結果をまとめる。
デッキのスカウト対象キャラ数ごとの奮起効果適用エリートスカウト数について
ケース | エリートスカウト率 UP適用人数 |
---|---|
デッキスカウト対象 0人時 | なし |
デッキスカウト対象 1人時 | エリートスカウト1人目まで |
デッキスカウト対象 2人時 | エリートスカウト2人目まで |
デッキスカウト対象 3人時 | エリートスカウト3人目まで |
デッキのスカウト対象キャラ数ごとの奮起効果適用エリートスカウト数に関しては、上記の結果となった。
これにより、奮起効果適用エリートスカウト数はデッキのスカウト対象キャラ数が1人増えるごとに1人増えるということが分かった。
奮起効果適用時のエリートスカウト率に関して
ケース | エリートスカウト率 |
---|---|
デッキスカウト対象 1人時 | 70% |
奮起効果適用時のスカウト対象が6人いる練習でのエリートスカウト率は、上記の通り約70%であることが分かった。
奮起効果非適用時のエリートスカウト率に関して
奮起効果が一切適用されないデッキのスカウト対象キャラ0人時のエリートスカウト確率の平均値は、40.2%となった。
これにより、奮起効果非適用時のスカウト対象が6人いる練習でのエリートスカウト率はおおよそ40%程度であり、奮起効果適用時(70%)と比べると約30%落ちることが分かった。
今回の検証結果のサクセスへの活かし方
サポートデッキにはなるべく後イベキャラを置きたい
奮起効果適用時のスカウト対象が6人いる練習でのエリートスカウト率は約70%と非適用時よりも30%ほど高く、適用エリートスカウト数もデッキのスカウト対象イベキャラ1人によって1人増えることが分かった。
このことから、スカウト対象イベキャラをなるべく多くデッキに入れるべきだが、メインデッキキャラに関してはスカウトするまで練習に現れないという大きなデメリットがあるので、サポートデッキで1人or2人スカウト対象キャラを入れられると、トータルでのメリットは大きくなる。
画像での例
例えば、画像のようにサポートデッキで走塁練習改革持ちを採用したいとなった際に、前イベの鉢植え土門を入れるか後イベのカグヤを入れるか好きに選べる状況であれば、後イベでスカウト対象のカグヤを優先して入れた方が良い、という判断になる。
奮起効果適用時は優先度の高いエリートから狙う
デッキにスカウト対象キャラがいると、その人数分のエリートスカウトが奮起効果適用となる(2人いればエリート2人スカウトまで)。
なので、奮起効果適用中はなるべく優先度の高いエリートから狙っていこう。
エリート一発抜きの確率は低いので高望みしないこと
奮起効果非適用時のスカウト対象が6人いる練習でのエリートスカウト率は約40%と低いため、エリート一発抜きはあまり望めず、下振れるとかなり連続して一発抜きできないというケースももちろん出てくる。
なので、奮起効果適用終了後はエリート一発抜きにあまり期待せずに立ち回ろう。
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